日本航空(JAL)が2023年から国内線の早期割引を廃止と一部値上げを発表しました。
2023年以降は予約変更などの条件を違いがある3種類ほどに絞るそうです。
2023年以降、どのように変わるのでしょうか。
最後までお読みいただけると嬉しいです。
日本航空(JAL)の航空割引運賃
東京(羽田)→大阪(伊丹)の先得割引だと8000円前後です。
同様に東京(羽田)→鹿児島は12,000円前後で買えます。
割引にはウルトラ先割、スーパー先割、先得割引タイプB、先得割引タイプAなどがあります。
2021年12月末の運賃比較(2021年10月28日時点)
コロナ以前は10月から11月の時点で航空会社に関わらず12月末は満席状態でした。
現在はコロナの状況を見てか割引運賃でも空席があります。
JAL 羽田〜大阪(伊丹)間
大人普通運賃は28,650円、往復割引で25,000円です。
24日(金)以降の割引運賃だと現時点で8,850円から16,000円前後です。
12月23日(木)早朝2便が8,850円
12月24日(金)19時10分発が14,350円
28日(火)は11,050円〜14,650円
これらは出発日が近付くと随時金額は上がります。
JAL 羽田〜九州(鹿児島)
大人普通運賃は47,290円、往復割引で43,040円です。
24日(金)以降の割引運賃は現時点で18,000円から30,000円までの間です。
12月23日(木)早朝2便が6,890円
12月24日(金)19時25分発で23,990円
28日(火)は19,890円から23,590円の間です。
ソラシドエア 羽田〜九州(鹿児島)
九州の宮崎県に本社を置く航空会社です。
2021年3月期ではコロナにより76億9,400万円の赤字を出しています。
主に東京、沖縄、名古屋、九州5県、神戸などを結び運行しています。
1日4便とJALやANAと比較すると便数は少なく、正規運賃は44,690円です。
24日以降の割引運賃は14,390円から32,190円の間です。
12月24日(金)17時55分発が14,390円です。
12月25日(土)は17,890円から22,690円の間です。
28日(火)は20,590円から32,190円です。
各便の空席は10席を切っていました。
現状では割引運賃は正規運賃の約4分の1から半額
家族で都心から地方への帰省客には割引運賃廃止は大きな負担増です。
私は鹿児島に帰省する際は、夏時点から年末の割引を狙いために苦労します。
割引が買えると往復25,000円前後でしたが、正規料金では往復94,000円です。
今後何か割引があったとしても50,000円から60,000円になる可能性があります。
全日空(ANA)のコロナ禍による売上高の影響
日本航空に続き、全日空(ANA)も航空運賃値上げなどが行われる可能性が高いと思われます。
では、全日空(ANA)のコロナ禍による売上高への影響はどうだったのでしょうか。
27日の日経新聞でANAは今年の4月〜9月期連結営業損益が1,100億円前後の赤字と報道した。
2020年の4月〜9月期は2,809億円の赤字でした。
ワクチン接種率が上がってきたため、少しずつ航空会社の売上は上昇するでしょう。
しかしコロナやその他のウィルスの消滅にはまだ時間がかかりそうです。
そのため、コロナの前の状態にまで戻ることはすぐには難しいと思われます。
安く航空券を入手する方法
・金券ショップで株主優待券を買う方法は変わらずに使えるでしょう。
日本航空の株式を200株以上保有されていると1枚から株主優待券が配布されます。
1人あたりの片道運賃が50%割引です。
金券ショップでは何十枚単位でまとめ売りしています。
大体1枚あたり2,000円ほどです。
早期割引がなくなると優待券での割引はこれまでより得をする可能性があります。
・旅行会社が販売する格安チケットやパック旅行を利用する(航空券が割安)
・ジェットスターやピーチなどのLCCの利用(成田利用は結構デメリットかも)
・ソラシドエアのような地方拠点の航空会社の動向のチェック
今後の航空会社の動向に注目
コロナ禍は航空業界全体に大きな損害を与えました。
それぞれの会社の損失対策は価格値上げや成長路線の拡充など対策は様々です。
航空券値上げにより旅行会社や航空会社への対応として休みの分散化の可能性もあるでしょう。
いずれにしても航空会社の動向をチェックし、安く旅行や帰省ができる情報を提供していきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。